肥前セラミック研究センターCeramic Research Center of Saga University

研究テーマ・成果

一ノ瀬　弘道

　専門はセラミックプロセシング全般、光触媒、薄膜等ですが、現在は、これまでにない新しい陶磁器の共同研究をディレクションしています。

田中　右紀

　マネジメント、サイエンス部門と協働し技術を形に還元し、表現へとつなげようとしています。

本田　智子

これまでに伝統的工芸品の商品開発においては商品提案、製品デザイン、パッケージ・ロゴ・リーフレット制作等のグラフィックデザイン及び展示会場デザイン等の企画から販売までの一連の業務を行ってきた。近年では情報の伝達における研究やワークショップ、熊本地震被災地におけるボランティア活動、医療機関との共同研究による製品の開発等多岐に渡る活動を行う。

湯之原　淳

　新技術・新素材を用いた磁土による表現の可能性を研究しています。

甲斐　広文

　新しい製品の開発を研究しています。

三木悦子

　陶磁器製品のデザイン設計や新しい陶磁器素材を使ったプロダクトの可能性を研究しています。

矢田　光徳

ナノ・マイクロ構造制御を利用したセラミクスの高機能化に関する研究を行っています。

●完全無収縮陶磁器原料の開発と応用

●新しい釉薬及び顔料の合成と評価

●ペルオキソチタン酸を原料とした高機能材料（有害物質の吸着・分解、電池材料、発光材料等、医療材料）の創製

近藤　文義

　粘土の可塑性評価およびやきもののリサイクルに関して研究しています。

●泉山粘土を高品質化するための鉱物組成把握と可塑性に及ぼす物理・化学的要因の解明

●次世代コンクリートである"ジオポリマー"を活用した陶磁器廃材および型枠廃材の有効利用

海野　雅司

　ラマン分光法を用いた陶磁器の新しい非破壊分析法の開発をしています。

川喜田　英孝

　セラミックス粒子を用いた吸着や、膜と粒子を融合させた新規な分離材料について研究しています。

有馬　隆文

　有田における文化的景観と観光振興について研究しています。

●シンポジウム「窯業地域における文化的景観の保存と活用」の開催

山本　長次

　陶磁器業関連も含めた企業家および企業の研究をしております。

三沢　達也

有田磁器の高機能化と、通信焼結（電磁プロセス）のメカニズムの研究をしています。

根上　武仁

陶磁器廃材や石膏型枠廃材の有効利用について研究しています。

〇陶磁器廃材を用いた低環境負荷型藻礁の開発

※従来のセメント製品よりもｐHが中性域に近く、海藻の活着が確認できている

〇陶磁器廃材の破砕片と石膏型枠廃材からの再生石膏、少量のセメントによる藻礁の作製と設置

　⇒　陶磁器関連企業からの廃棄物のリサイクルと有効利用の促進、沿岸海域の環境改善

磯野　健一

陶磁器／高分子複合体あるいは陶磁器／金属複合体の合成と評価（写真左：もととなる陶磁器，右：陶磁器／高分子（ポリアニリン）複合体）

HAO　Dong

客員研究員と研究課題

氏　名	所属・職	研究題目
蒲地 伸明	佐賀県窯業技術センター 研究企画部 部長	強化磁器、高精度磁器等の新規機能性陶磁器の開発
浜野 貴晴	promoduction 代表	肥前窯業圏における事業化デザインに関する研究
山田 雄久	近畿大学経営学部経営学科 教授	肥前陶磁器業の経営発展と企業者活動に関する歴史研究